食品卸売業界とは?

食品卸売業ってどんな業界なんだろう?
皆さんの疑問を解決すべく、食品卸売業について押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。

01 メーカーと小売業をつなぐ
「食品中間流通」

食品卸売業がメーカーと小売業の中間に生じる様々な業務を一括して代行することで、双方の人件費や物流費等のコストを下げる役割を担っています。食品流通をスムーズに、商品を効率的かつ安定的に供給することが食品卸売業の使命です。

卸売業を通さない場合
卸売業を通す場合

メーカーと小売業の中間に生じる
様々な業務を一括代行

02 食品卸売業の機能

食品卸売業は、メーカーから商品を仕入れ、小売業に流通させるだけでなく、中間流通という立場から様々な機能を提供しています。

需給調整
卸売業が一定量の在庫を持ち、小売業が必要とする商品を必要な時に必要な数だけ配送することで、市場の需要と供給のグッドバランスを図っています。
代金決済
小売業から代金を回収し、メーカーに支払うことで、双方の決済業務の負担を軽減する役割を担っています。
物 流
メーカーと小売業間の物流業務を代行することで、双方の物流の効率化を図っています。
在 庫
商品を豊富に在庫することで小売業の倉庫の役割を担っています。
情報伝達
中間流通の優位性を活かし、新商品や売れ筋商品、トレンドなどの情報を提供しています。
売場提案
小売業の店舗ごとの商圏を分析し、その地域に住む生活者のニーズにマッチした売場づくりのサポートをしています。

03 食品卸売業の分類
―全国卸と地方卸―

食品卸売業は、その商圏の広がりによって「全国卸」と「地方卸」の2つに分類されます。
広いエリアで事業を展開する全国卸に対して、地方卸は事業エリアが限られていますが、その分フットワークよく、地域に根差したきめ細かなサービスを提供できるのが持ち味です。
ボーキ佐藤は、東北・北関東・新潟を商圏とする「地方卸」にあたります。
地域に密着した地方卸として、地元の身近な小売店に対し、顔を向き合わせた営業活動を行なっています。